ここでは、試験レクチャーの作成についてご案内します。
制限時間や自動採点、合否判定といった本格的な機能を持つオンライン試験を作成できます。
オンライン試験の懸念となる不正対策機能も設定できます。
試験レクチャーは、プロコースの中に作成できるレクチャー形式の一つです。
レクチャーの作成手順については、レクチャーの新規作成・編集をご参照ください。
目次
問題の編集
試験の設定
試験開始可能時刻の設定
禁止行動の設定
試験中監視機能の設定
結果通知の設定
受験前ページの設定
試験レクチャーの編集
WisdomBase管理画面 > コース一覧 > レクチャー設定 より試験レクチャーの編集画面を開きます。
試験中のユーザーがいる状態で試験問題を編集することはできません。
試験終了を待って編集してください。
もしくはWisdomBase管理画面 > 試験解答一覧から進行中の試験を強制終了してから編集してください。
問題の編集
「問題を追加する」より問題の形式を選択します。また、「テキストを追加する」より解答機能の無いテキストを追加できます。
試験機能で選択できる問題形式は以下です。
選択問題 | 複数の選択肢から正解を選ぶ問題形式です。ラジオボタンタイプ(正解が1問のみ)、チェックボックスタイプ(正解が複数)の解答が設定できます。 |
ドロップダウン選択問題 | ドロップダウンリストに表示される選択肢の中から、正解を1つ選択する問題形式です。 |
ドラック&ドロップ穴埋め問題 | 選択肢をドラッグ&ドロップして穴を埋める問題形式です。並べ替え問題や虫食い問題に使用できます。 |
自由記述テキストフォーム問題 | 自由記述の問題形式です。解答は完全一致で正解となります。 |
自由記述テキストフォーム問題(後採点)※オプション | 後採点が可能な自由記述の問題形式です。試験後に手動で点数をつけられる形式です。 |
自由記述テキストフォーム問題(後採点)※オプション | 後採点が可能な自由記述の問題形式です。試験後に手動で点数をつけられる形式です。解答欄の高さを1行~1,000行の間で指定できます。 |
ファイルアップローダー(後採点)※オプション | 受験者がアップロードしたファイルに対して後採点が可能な問題形式です。試験後に手動で点数をつけられる形式です。 |
問題編集の詳細な操作方法は試験問題の新規作成・編集をご確認ください。
※管理画面にメニューが表示されていない場合は、リクエストフォーム・またはメールにてお問い合わせください。
試験の設定
制限時間の設定
「制限時間を設定する」にチェックを入れると、試験に制限時間を設定できます。
試験全体で制限時間を設定する |
試験全体の制限時間設定を分単位で設定します。制限時間を過ぎると強制的に試験終了ページに遷移します。制限時間を超過した場合の点数については、以下より選択できます。
|
各セクションごとに制限時間を設定する | セクションごとの制限時間設定を分単位で設定します。制限時間を過ぎると強制的に次のセクションページに遷移します。前のセクションに戻る、セクション間の移動ができなくなります。問題をセクション分けした場合のみ選択できます。 |
各問題ごとに制限時間を設定する | 問題ごとの制限時間設定を分単位で設定します。制限時間を過ぎると強制的に次の問題ページに遷移します。前の問題に戻る、問題間の移動ができなくなります。すべての問題に同じ制限時間が適用されます。 |
合否の設定
「合否判定を行う」にチェックを入れると、試験終了後に合否判定のページを表示できます。設定した点数を基準に合否判定が可能です。
ページ分けの設定
問題の表示方法を以下より選択できます。
セクションごとにページを分割する | セクションごとにページを表示します。 |
すべてを1ページに表示する | すべての問題を1ページに表示します。 |
1問1問ページを分割する | 問題ごとにページを表示します。 |
大問選択問題の設定
「大問選択問題を有効にする」にチェックを入れると、複数の大問(セクション)の中から指定した大問だけを選択して解答する試験を設定できます。
大問選択問題にするセクション | 大問選択問題にしたいセクションを選択します。2つ以上のセクションを選択してください。 |
選択するセクションの数 | 受験者が選択するセクションの数を指定します。4つの大問から2つを選択するような試験の場合は、このフォームに2を入力してください。 |
受験結果レポートページ上での動作 | 受験結果レポートページに未選択の大問の正解と解説を表示するかを設定できます。 |
大問選択問題の上部に表示される説明欄のメッセージを設定できます。デフォルトは「【選択問題】次の問題から○問を選んで解答しましょう。」です。○の部分には「選択するセクションの数」で指定したセクションの数が設定されます。 |
以下のいずれかの項目がONの場合、大問選択問題を使用できません。
また、大問選択問題を使用している場合は以下の項目をONにできません。
・各セクションごとに制限時間を設定する(試験の設定 > 制限時間の設定)
・各問題ごとに制限時間を設定する(試験の設定 > 制限時間の設定)
・全問解答するまで終了ボタンを押せないようにする(禁止行動の設定 > 途中終了の禁止設定)
・現在のページの問題に解答しない次のページに進めないようにする(禁止行動の設定 > ページ間移動の禁止設定)
・2ページ以上先へのページ飛ばし、前のページに戻るを禁止する(禁止行動の設定 > ページ間移動の禁止設定)
問題番号の表示設定
「問題文の1行目に問題番号を挿入する」にチェックを入れると、試験に問題番号を表示できます。
選択できる形式は以下です。
- 問1.問2.問3
- [1][2][3]
- Q1.Q2.Q3
サイドメニューの表示設定
試験ページの左側に表示されるサイドメニューの見え方を設定できます。
サイドメニューにセクションのみ表示する | サイドメニューにセクション名(セクション1、大問1など)のみを表示します。 |
サイドメニューにセクションと各問題を表示する | サイドメニューにセクション名と各問題を表示します。
|
サイドメニュー下部にカスタムメッセージを表示する | チェックを入れると、サイドメニュー下部にカスタムメッセージを記載できます。試験中の緊急連絡先を表示しておくなどの用途でご活用いただけます。 |
試験終了ボタンの設定
「試験終了ボタンクリック時の内容をカスタマイズする」にチェックを入れると、試験終了ボタンクリック時のメッセージを編集できます。
デフォルトの文言は「本当に終了しますか?」です。
受験可能回数の設定
「受験可能回数に制限を設ける」にチェックを入れると、受験可能回数を設定できます。
受験可能回数 | 受験可能回数に制限を設ける場合に入力します。設定しない場合は無制限となります。 |
受験回数が減るタイミング |
|
試験開始可能時刻の設定
「試験開始可能時刻を制限する」にチェックを入れると、試験の開始可能時刻や開始までの画面の詳細を設定できます。一斉に試験を始める場合に設定します。※オプション
試験開始可能時刻より前に表示する内容 | 試験可能開始時刻より前に試験ページを開いた場合に表示される文言を設定します。 |
受験ボタンがクリック可能になる時刻 | 受験ボタンをクリックできるようになる時間を設定します。時刻は1分単位で指定できます。指定した時刻になるまでボタンはグレーアウトしています。 |
受験ボタンが再度クリック不可になるまでの時間(分) | 試験開始時刻から一定の時間が経過すると、受験ボタンをクリックできません。受験ボタンをクリックできなくなるまでの時間を分単位で指定します。 |
クリック不可になるまでの時間を非表示にする | チェックを入れると、受験ボタンがクリックできなくなるまでの時間が非表示になります。 |
試験を作成した管理者アカウントでログインしている場合は、
試験開始可能時刻を制限していても試験開始ページの試験開始ボタンを押下できます。
試験開始ページに試験開始までの時間が表示されていれば設定できています。
※管理画面にメニューが表示されていない場合は、リクエストフォーム・またはメールにてお問い合わせください。
禁止行動の設定
試験中の禁止行動や制限を設定できます。
不正行動の禁止設定
ブラウザのタブ移動で警告を表示する |
チェックを入れると、試験中にウェブブラウザーのタブ移動が行われた場合に、警告のメッセージを表示できます。タブ移動を行った場合の処理については、以下より選択できます。
「タブ移動(ページ離脱)履歴を記録する」にチェックをいれると、受験者のページ離脱履歴一覧より、タブ移動履歴を確認できるようになります。ページ離脱履歴一覧は受験者の試験解答画面から開けます。 |
問題文の選択、コピーを禁止する | チェックを入れると、試験中に問題文を選択できなくなります。問題文のコピー&ペーストを防ぎます。 |
右クリックによる問題文の印刷を禁止する | チェックを入れると、試験画面で右クリックができなくなります。印刷による試験内容の情報漏洩を防ぎます。 |
受験環境の制限設定 ※オプション
パソコンの特定ブラウザからしか受験できないように制限する | チェックを入れると、試験に利用するウェブブラウザーを制限できます。制限すると、受験可能なウェブブラウザーはGoogle Chrome、Microsoft Edgeのみとなります。 |
受験前にシステム利用環境の確認をパスしないと受験できないようにする ※オプション |
試験を受ける端末がシステム利用環境の条件を満たしているか、試験前に確認できる機能です。チェックを入れると、確認機能が有効になります。 |
※管理画面にメニューが表示されていない場合は、リクエストフォーム・またはメールにてお問い合わせください。
途中終了の禁止設定
全問解答するまで終了ボタンを押せないようにする | 全問解答するまで終了ボタンを押せないように設定できます。未解答を防ぐための機能です。 |
試験を途中で諦められるようにする(すべての問題を未解答扱いにする) | 全問回答するまで終了ボタンを押せない設定を行っている場合でも、途中で試験を諦めたい受験者向けに、試験を諦めるためのテキストラベルを表示するように設定できます。試験を諦めた場合、解答済みの問題を含め、すべての問題を未解答扱いにします。 |
ページ間移動の禁止設定
現在のページの問題に解答しないと次のページに進めないようにする | 現在のページの問題に解答しないと次のページに進めないように設定できます。 |
2ページ以上先へのページ飛ばし、前のページに戻るを禁止する | 問題をページ分けしている場合、2ページ以上先へのページ飛ばしや前のページに戻ることを禁止できます。 |
試験中監視機能の設定
インカメラによる監視機能 ※オプション(有償)
「インカメラによる監視を有効にする(PCのみ)」にチェックを入れると、試験中にユーザーが使用しているPCのインカメラでユーザーを撮影できます。インカメラの映像はユーザーの試験画面に常時表示されます。
指定した間隔秒数で画像データが保存されます。動画を保存する機能ではありません。
インカメラの動作確認方法 |
ユーザーが試験前にインカメラの動作を確認できるよう設定します。動作確認の方法は以下より選択できます。
|
カメラアクセス許可リクエストページ表示テキスト | インカメラを使う試験は、PCにカメラアクセスを要求します。カメラアクセスの際に表示させる文言を設定できます。 |
カメラ動作確認失敗ページ表示テキスト | インカメラの動作確認に失敗した際に表示させる文言を設定できます。 |
インカメラの撮影間隔秒数の設定 | インカメラによる画像データの保存間隔を秒単位で設定します。5秒以上の撮影間隔秒数を設定してください。 |
インカメラ画像上に顔の位置のガイドを表示させる | チェックをいれると、ユーザーの試験画面に表示されているインカメラ映像の中央に丸型のガイドが表示されます。 |
アカウント名をインカメラ画像の下に表示させる | チェックを入れると、ユーザーの試験画面に表示されているインカメラ映像の下に、受験しているユーザー本人のアカウント名が表示されます。 |
デスクトップアプリによる監視機能 ※オプション(有償)
「デスクトップアプリによる監視を有効にする(PCのみ)」にチェックを入れると、試験中のユーザーが使用しているPCのデスクトップを監視できます。
結果通知の設定
受験結果レポートページの設定
受験終了後に受験結果レポートページを表示する |
受験終了後に以下の項目を表示できます。
|
受験結果レポートページ上部のカスタムメッセージを表示する | 上記以外にも結果画面に表示したい内容があれば、自由に記載できます。 |
受験結果レポートページに印刷ボタンを表示する | チェックを入れると、受験結果レポートページに印刷ボタンを表示できます。 |
受験結果レポートページの閉じるボタンを隠す(PC) | チェックを入れると、受験結果レポートページの「閉じる」ボタンを隠すことができます。 |
受験結果レポートページの開始ページに戻るテキストを隠す(モバイル) | チェックを入れると、スマートフォンで受験したときの受験結果レポートページで、「開始ページに戻る」のテキストを隠すことができます。 |
証明書発行の設定 ※オプション(有償)
「証明書の発行を有効にする」にチェックを入れると、試験終了時に証明書や認定証を発行できます。
あらかじめ画像データをご用意いただくことで、任意デザインの証明書を作成できます。リクエストフォーム・またはメールにてご相談ください。
証明書発行グループID | 証明書発行システムとの連携用IDです。弊社サポートが設定します。設定したIDは変更しないでください。 |
証明書発行条件 |
証明書を発行する条件を設定します。
|
証明書は試験終了時にのみダウンロードできます。
ユーザーが試験終了画面から遷移すると、再発行できません。
以下の項目は、発行するユーザーに応じた情報を出力できます。
- アカウント名
- メールアドレス
- 受験完了日時
- スコア
- コースタイトル
- レクチャータイトル
- 氏名
- 発行番号
発行番号は証明書ごとに連番で発行できる番号です。管理者が証明書を発行した場合でも発番されます。
過去の受験結果レポートページの表示設定
「過去の結果を確認できるボタンをレクチャーページに表示する」にチェックを入れると、試験開始ページに過去の受験結果レポートページのリンクボタンが表示されます。
受験結果メールの通知設定
受験結果をメールで通知できます。通知先を以下より選択できます。
- 講師にメールを送る
- 受験者にメールを送る
- その他特定のメールアドレスにメールを送る
受験前ページの設定
受験前表示テキストの編集
受験前のページに表示されるテキストを設定できます。試験に関する注意書きなどの記載にご活用いただけます。
ページ表示の設定
「レクチャー完了ボタンとレクチャーリストを隠す」にチェックを入れると、受験前のページにレクチャー完了ボタンとレクチャーリストが表示されません。
コース内のレクチャーが試験のみの場合に、デザインの調整としてご活用いただけます。
受験前入力フォームの設定 ※オプション
「受験前入力フォームを表示する」にチェックを入れると、受験前のページで、ユーザーが追加で情報を入力できる項目を設定できます。
フォームの種類は以下より選択できます。
テキストフォーム | テキストフォームを表示します。 |
日付フォーム | 日付フォームを表示します。 |
数値フォーム | 数値フォームを表示します。 |
電話番号フォーム | 電話番号フォームを表示します。 |
住所フォーム | 住所フォームを表示します。 |
国籍フォーム | 国籍フォームを表示します。 |
ドロップダウンメニュー | ドロップダウンメニューを表示します。「選択肢を追加する」をクリックして選択肢を作成します。 |
ファイルアップローダー | ファイルアップローダーを表示します。ユーザーがファイルをアップロードできるようになります。 |
以下の項目もあわせて設定します。
ラベル名 | フォームのラベル名を設定します。 |
ヘルパーテキスト | フォームのヘルパーテキストを設定します。 |
入力を必須にする | チェックを入れると、フォームが必須項目となります。 |
フォームを追加する | フォームを追加する場合に選択します。 |
※管理画面にメニューが表示されていない場合は、リクエストフォーム・またはメールにてお問い合わせください
受講可能条件を設定する ※オプション
「受講可能条件を設定する」にチェックを入れると、試験を受講するための条件を設定できます。
受講できない場合に表示されるテキスト | 受講可能条件を満たしていない場合に表示されるテキストを設定できます。 |
完了すべきレクチャーのレクチャーID | レクチャーを受講するために完了しなければいけないレクチャーのIDを指定します。複数のレクチャーを指定する場合はカンマで区切ってください。指定したすべてのレクチャーを完了することで、レクチャーを受講できるようになります。 |
合格すべきレクチャーのレクチャーID | レクチャーを受講するために合格しなければいけないレクチャーのIDを指定します。複数のレクチャーを指定する場合はカンマで区切ってください。指定したすべてのレクチャーを合格することで、レクチャーを受講できるようになります。 |
※管理画面にメニューが表示されていない場合は、リクエストフォーム・またはメールにてお問い合わせください。
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